盛岡市の岩手大(岩渕明学長)は2017年度中の開設を目指し、学内保育所の設置を検討しています。女性教員が増加するなか、同大が推進する男女共同参画の取り組みの一環。仕事と子育ての両立を支援する体制の充実を図るとともに、大学などの教育機関における保育環境整備の仕組みづくりのモデルを目指します。

 学内保育所設置検討委員会(委員長・宮本ともみ人文社会科学部教授、委員9人)を4月に設置。保育所設置に向けた取り組みは、文部科学省の「男女共同参画社会の実現の加速に向けた学習機会充実事業」に採択されました。

 学内保育所は、同大教職員や留学生、社会人学生などの利用を見込み、定員12~15人の小規模を想定します。国が待機児童対策として本年度から始めた、整備費や運営費を助成する新たな枠組みの活用も検討。地元企業との連携も視野に入れ、施設規模や運営方法などについて具体的な協議を進めています。

 県内の大学のうち岩手医大では盛岡市の敷地内に、教職員組合が運営する保育園を設置。花巻市の富士大は昨年8月、近隣の保育園と社会人学生の育児支援に関する協定を締結し、優先的に利用できる環境を整備しています。